設置マシンのご紹介

SCAPULA〈肩甲骨〉4D-2000

肩甲骨と鎖骨が最初に活動しながら、肩や腕にストレスがなく、柔らかさ、しなやかさを生む動きである「かわし動作」を引き出します。「かわし動作」は歩く、走るなどの日常動作や、投げるなどの競技動作にも共通しています。カムボックスが左右で独立して動く構造のもと片側ずつ動作を行います。

SCAPULA〈肩甲骨〉4D-1000

片側ずつ動作を行う4D-2000に対して、4D-1000はカムボックスが連結して動く構造のもと両側で動作を行います。ストッパーを使用してカムボックスを下方にセットしてから動作を行うことによって、筋が弛緩した状態から一連の動作をスタートすることが可能です。

CLAVICLE〈鎖骨〉4D-2000

座りながら、手首より肘が高い状態を維持したまま、肩甲骨、鎖骨を中心とした上半身の動きを引き出すマシンです。歩行時の肩、腕のスイング動作のように、身体後方での捻りを伴う肘の挙上動作が可能です。下から向かってくる負荷によって腕を“持ち上げてもらう”意識を持つことがポイントです。

CLAVICLE〈鎖骨〉(STANDING)

立ちながら上半身の立体的な動きを引き出し、立位バランスと肩腕機能の関連性の向上が図れるマシンです。例えば走る動作を目的とした場合、普段の腕ふりでは体験できないような高い位置での肘の動きがマシンの誘導によって可能となります。力みのない状態で行えるので鎖骨を中心に上半身のしなやかな動きが可能となります。

PELVIS〈骨盤〉4D-2000

身体の横方向へ脚を伸ばす動作と骨盤の動きが連動し、立位姿勢の維持、歩行バランスの維持に大きく貢献する大腿部の内側、外側の筋、神経系の機能向上、バランス向上に有効です。動作開始時に、動作側の足関節、膝関節、股関節の各関節の中心を結ぶラインを揃えること(垂直軸の形成)で過度な筋の緊張を高めることなく、一連の動作を行うことが可能となります。

HIP JOINT〈股関節〉4D-2000

座った状態で、骨盤、股関節、脚の捻り動作を伴いながら、脚の屈曲、伸展運動を行うマシンです。「身体、骨盤の回転」を大きく伴うことが特徴の一つです。本来の人間の動きには、日常でも各種スポーツの場面でも「捻り」が伴っています。このマシンにおいても(垂直軸の形成)がポイントとなります。

HIP JOINT〈股関節〉4D-1000

HIP JOINT 4D-2000と共通要素を持ちながら、それぞれの構造の違い(シートの角度、搭載されているカムボックスの数)、異なる運動様式が機能改善のレベルを高めます。マシンの構造から片側ずつの動作だけでなく、両側での動作も可能です。

HIP JOINT〈股関節〉(STANDING)

片脚立ちの姿勢を保ちながら、運動側の脚を屈曲・伸展させる下肢のトレーニングマシンです。立ち脚の姿勢を制御する運動も加わり、立位バランス、歩行・走行・競技動作に向けたより高次な訓練が行えます。

GLUTEUS〈臀部〉4D-1000

このマシンでの動作はバックスイングとも言われ、骨盤・股関節の伸展運動で、歩行や走るときに近い動作のトレーニングです。座りながら、脚の後方への大きな振り出し動作によって、下半身、股関節、骨盤と腰椎が一体となった回転運動(かわし動作)が可能となり、上半身にも動きが出てきます。

HIP・LEGS 4D-5000〈MULTI DIMENSIONAL HIPJOINT〉

このマシンでは座位で股関節を開いた状態で行います。横方向への伸脚動作に伴い、股関節や骨盤の動きが連動することで、臀部や内転筋(内もも)に活動が生じます。動作は片脚・両脚・両脚を交互に動かすなど、非常にバリーエーションも豊富です。