初めての海外遠征

みなさん、おはようございます!
先週の記事でお伝えしたように、これから定期的にこれまでの遠征のことも綴っていけたらと思います!
第一回目の今日は初めての海外遠征について。
私が初めてITFサーキット出場のために訪れた国はインドネシアでした。
大学を卒業した2010年の夏、当時23歳でした。
結果として、初遠征にふさわしい、たくさんの洗礼を受けました。苦笑
1週目の大会はジャカルタでの開催だったので、まずは成田空港からジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に飛びました。
到着して早々、事件は起こりました。笑
空港からは選手と二人での移動だったのですが、いわゆる白タクに乗ってしまったのです・・・!
東南アジアの空港では、預けた荷物が出てくるエリアで声をかけてくる現地の人がたくさんいます。
「荷物を持つよ」とか、「タクシー乗らない?」とか。
初めての海外遠征だけに危険を察知する能力がありませんでした。
普通に大丈夫だと思い、声をかけてきたタクシーの人についていき、車に乗ってドアが閉まった瞬間、その男の人たちが甲高い声で笑い出しました。
これはまずい!!と、携帯電話を握りしめて車に乗っていた記憶があります。
遠回りはされてしまったけど、結果的に無事にホテルに着いたので良かったです・・・。
さらにこの数日後、今度は風邪をひいてしまいました。
ホテルの部屋の冷房が強いのに、かけっぱなしにして寝てしまった翌朝のことでした。
クーラーをつけると寒いし、止めると暑くて温度調整が難しかったのです。
色々なホテルに宿泊すると、部屋の温度調節がしやすいホテルとしにくいホテル、本当に様々です。
もちろん温度だけではなく、湿度も非常に重要です。
そんな風邪をひいてしまった私に、同じ大会に出ていた日本人の先輩選手が風邪薬をくれました。
遠征先ではどんな体調不良になるかわからないわけで、次の遠征からは病院から処方してもらったあらゆる常備薬を持参するようになりました。
もちろんドーピングにひっかからない薬です。
肝心な試合は惨敗。
このころはWTAランキングを獲得するまでがとても遠い道に感じていました。
最初の遠征でよくインドネシアを選んだね、と言われることもありますが、最初に苦い経験ができて良かったと思います。
もちろん苦い経験ばかりではありませんでした。
インドネシアは親日なので、みんなとても親切にしてくれますし、日本人選手が他に数人いたので、協力しながら生活することは楽しかったです。
また、スーパーでは日本で見ないこんな光景も見ることができました。

大量のドリアンです。
その匂いは・・・言葉で表現できません。
第一回目はここまでにします(^ ^)
二回目もお楽しみに・・・。
廣乃

3 件のコメント

  • 私は未だ海外に行ったことがありません
    英語も喋れません
    こんな自分でも行ける所ありませんかねぇ(;^◇^;)ゝ

  • 海外遠征では、
    ハプニングや危険な思いをしたことも何度もあったようですが、
    初遠征から大変だったのですね。
    ご無事で何よりです。
    それにしても、特に海外では
    万全の状態でコートに立つまで、大変なのですね。
    二回目も楽しみにしています。

  • 廣乃さんこんばんは。
    初めての海外遠征は大変な経験をされたようですね。プロになるとやらなければならない事の第一ですが、試合の前に疲れてしまいますね・・様々な事に対応して行く事から始まるんですね〜。

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